東北産を買おう。食べよう。 東北に行こう。 東北の経済活動を応援します。最近始めたプロジェクト『おちゃっこ隊』の活動も紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

タイルの表札づくり - おちゃっこ隊活動報告 -

ociacco-3B-3.jpg

土曜日におちゃっこ隊で女川の仮設住宅へ行ってきました。
今回もまた前日に雪が降り、桐ヶ崎も真っ白でした。
おちゃっこ隊が雪を連れてきたと冗談を言われながら、お母さんたちが出迎えてくれました。
4月にもう1度くらい雪が降るそうです。それを越したらいよいよ本格的な春が来ます。
暖かい春が待ち遠しく感じます。(住んでる方にはもっとですね)


時間になると真っ先に来てくれた若いママは、二人目の子がお腹にいます。
かなりお腹が目立ってきていたので予定日を聞いたら、なんと「あさってです」と、
驚くこちら側をよそに、本人ケロリとしてました。
その予定日はきのう。もう無事に産まれたかしら。
来月行く時に元気な赤ちゃんに会えたらいいなと思います。

それから、これまで少し顔を出す程度だった、3人組のおばあちゃんも参加してくれました。
前回の鳴子温泉への遠足で、おちゃっこ隊との距離もぐっと近づいたみたいです。

お家でお留守番をしていたMちゃんも来てくれました。
私たちが到着した時、ちょうど車で出かけるお父さんとすれ違い、「Mちゃん家にいるよー」と
声をかけてもらえたその一言に、待っていてくれている感じがして、なんだか嬉しくなりました。


今回は、タイルを使って表札づくりに挑戦。
木の板に漢字やローマ字で名前を書いて、砕いたタイルを接着剤で貼っていき、目地剤で埋めます。
タイルを並べるちょっぴり細かい作業に、一時は全員が無言になる程集中する場面も。
慣れない作業になかなか奮闘しながらも、途中にはタケノコの炊き込みご飯とお茶での休憩も挟み、
みんなでワイワイとおしゃべりしながら、完成させることができました。

目地剤が完全に乾くまで時間がかかるので、最後の磨く部分と金具の取りつけの作業は、
それぞれお家での宿題に。「来月見せてもらうんで、仕上げてといてくださいね~」と
軽いプレッシャーをかけながら終了しました。どんな風に出来上がったか、次回が楽しみです。


片付けが終わると、お母さんたちがコーヒーを入れてくれたので、またしばらくオシャベリ。
今までなら大抵、片付け後にはそのまま帰ってきていたし、お茶もこちらで準備していたのが、
いつの間にか、お母さんたちからお茶っこ飲みに誘われるようになりました。
紙コップも、集会所のマグカップに変わりました。
こういう一つ一つが嬉しい変化です。

おちゃっこ隊が桐ヶ崎に通うようになって半年。
あっと言う間でしたが、この半年という時間はとても貴重な時間だったと思います。

こんな風に、いつもの場所で、いつもの人たちに待っていてもらえること、本当に幸せだなと思います。
おちゃっこ隊は来月も行きますよ。みんなの笑顔に会いに。


※写真は後日アップします。

下記は試作で作ったもの。今回の表札のイメージとして、とりあえず。。
hyosatsu.jpg

牡鹿半島でのお手伝いと3.11に想うこと

先週土曜日に援人さんのボラバスに参加させてもらって、牡鹿半島に行ってきました。
11月以来ぶりのガテン系です。

石巻市の先端にある牡鹿半島は、行政の手が行き届いておらず、まだまだ瓦礫が残って
手つかずになっている場所がたくさんあります。鮎川港のボランティアセンターも、
そのスタッフさえもボランティアの人たちで運営されています。


今回のお手伝いは、鮫浦で五十鈴神社と熊野神社の階段整備でした。
高台にある小さな神社で、お社は無事でしたが、お社に向かう階段がなくなっています。
この鮫浦に住む方の家は全て流されてしまい、今は仮設住宅で生活されていますが、
この神社に今もお参りにくる地元の方々がいます。お年寄りもいます。

少しでも登りやすくなるようにと、道幅が狭くなっているところは土を削って広げ、
ずれた石を直し、石がなくなってしまった箇所には土嚢を積んで階段状に。

3.11を迎える前に、地元の人たちにとって大切な神社の階段が少し整ったことも、
そんなお手伝いができたことも良かったなと思います。


この日の午前中は雪が降っていました。
ボランティアセンターでオリエン時に見せてもらった鮎川港を襲った津波の映像。
あの日の牡鹿も同じような雪が降っていました。

私たちは、何枚も重ね着して、カイロも持ち、しっかり寒さ対策をしてここに来ています。
でもやはり雪の中での作業は寒く、だんだんと手足が冷えてきます。

あの日、着のみ着のままで避難された方々。
もしかするとこの神社に避難した人もいるかもしれません。
電気・ガス・水道全てのライフラインが止まり、余震が続き、津波も翌朝まで来ていて、
真っ暗な中で、全く情報がないまま、救助を待つこと。水に浸かった方もいるはず。
どれだけ寒いか、どんなに怖いか、全く想像もつきません。
当事者ではない私が解るはずもなく、それでも考えているだけで涙が出てきます。


震災から1年。もう1年。まだ1年。色々な想いが巡ります。

私は東京で今年の3.11を迎えました。
たまたま家族全員揃ってのランチ。この日だから集まったのではなく、
ちょっとしたきっかけに、姉の勘違いが重なっての出来事だったのですが、
この大切な日に家族と一緒にいられて幸せだなと感じています。

3.11をどう過ごそう、東北にいたいなとか、都内でセレモニーに参加しようかなとも、
考えてもいましたが、結果として普段通りに過ごせて良かったです。
3.11は一つの節目ではあっても、区切りとは違う気がしています。
この日を境に何かが変わるものではないし、私の中では3月10日も3月12日も同じ気持ちで、
これまでずっと持って来た想いがそのまま明日にも繋がっているから。
なんとなく自分の中で無理に3月11日を「特別な」日にしようとしていたように思います。


この一年は私にとっても大きな変化の年でした。
去年3月ブログを立ち上げ、それまで一言も発したことのないTwitterやFacebookを駆使し、
情報を集めるだけでなく、自分から発信することも始めました。
4月に人生初の災害ボランティアに参加し、それから月1~2回の頻度で東北へ行くことに。
過去に利用したことのない夜行バスも、今や欠かせない交通手段です。
スコップやツルハシを持ったり、土嚢の扱い方も教わりました。
普段だったら知り合うこともない方とも出逢え、Twitterでもたくさんの人と繋がりました。
色々な意味で初めて尽くしの一年だったと思います。

でも、いまだに答えを見つけることのできない質問。私に何ができる?
何度足を運んでも、私自身が役に立ってるとはなかなか思えないし、それどころか、
大自然がたった1日で引き起こしたことに対し、人間ができることの小ささと
自分の無力さを、痛いくらいに感じて帰ってきます。
私が行くことに意味があるのかさえも分からず、落ち込むことも度々です。

それでも東北へ行きたいと思うのは、そこに人がいるから。矛盾しているけど、
自分にできることがないから、逆に何度でも行きたいと思っていたりします。


東北の復興はこれからが本番。もっともっと様々な形でサポートが必要になります。

ようやく瓦礫が片付いて、復興に向け少しずつ動き始めた場所もあります。
牡鹿のように、まだ復旧にも時間がかかっているところもあります。

片付けられた瓦礫も、街の中に積み上げられているだけです。
瓦礫が無くならないと、工場や建物などの建設なども進まず、街が戻りません。

今、牡鹿半島ではワカメの収穫のピークを迎えていますが、加工する人が足りなくて、
アルバイトやボランティアを募集しているそうです。
先日お話を伺った大槌町の方は、町の主要産業である加工工場をみんなで再建したけど、
加工する魚が入ってこない。工場があっても仕事がないと仰ってました。
人手が足りない牡鹿、魚のない大槌。
仕事をしたくても仕事ができない。これはあちこちで起きているのだと思います。

もともとの高齢化&過疎化に加え、仕事がないからと町を離れる人も増えています。
漁港が早く戻らなければ、魚が獲れなければ、町はそのまま衰退してしまいます。

この一年必死で頑張ってきた人たちもいます。
だけど、その中にも、先が見えないことへの不安を感じている人もたくさんいます。
仕事が見つからず、失業保険や生活保護で何とか生活している人もいます。
一方で動き出せずにいる方もいます。アル中やDVも増えているそうです。

子どもたちの教育環境も整っていません。
間借りした校舎や仮設の校舎で授業を受ける子どもたちもいます。
仮設住宅には勉強をする場所のない子どもたちもいます。

福島には外で遊べない子どもたちがたくさんいます。
家族や友達と離れて避難して、集落がバラバラになってしまったところもあります。

地域によって個人によって、それぞれみんな事情が異なります。
だからサポートの仕方もいろいろ。


私としては、今はただ、小さなアクションを一つ一つ積み重ねながら、ゆっくりでも、
できるだけ長く東北に関わっていけたらと思っています。
早く東北に元気と笑顔が戻ることを願って。

IMG_0630.jpg IMG_0635.jpg
鮫浦の五十鈴神社。右は完成した土嚢階段。

IMG_0632.jpg IMG_0633.jpg
五十鈴神社から見たエメラルドグリーンの海と、その反対側に広がる光景。
左の写真の白い固まりは熊野神社の階段の麓で、援人さんが2月に作った土嚢階段。

IMG_0628.jpg
ボランティアセンターの向かい側で頑張ってる「おしかのれん街」
お昼に食べたクジライスも、夜のお寿司もここのお店から。美味しかったです。


女川の人たちと鳴子温泉へ - おちゃっこ隊活動報告 -

ociacco-3B-3.jpg

先週日曜日、おちゃっこ隊で女川に行ってきました。
今回は、いつもの桐ヶ崎の仮設住宅にお邪魔するのではなく、桐ヶ崎の方々と一緒に
鳴子温泉まで行く、おちゃっこ隊初の遠足企画。
震災後にご縁で繋がった東鳴子温泉の大沼旅館さんから、味噌づくりのイベントに
お誘いを頂いたことがきっかけで実現した企画です。

お味噌づくりは、鳴子で地大豆を育てている大豆レボリューションと、鳴子を応援する
鳴豆プロジェクトによるイベント。去年種まきから始まり、草取り、収穫、脱穀を経て
できた大豆を使ってお味噌を作る、一年の集大成的なイベントです。
ソプラノ歌手による「おまめの歌」のライブも予定されていました。


日曜日の朝は、おちゃっこ隊が桐ヶ崎までお出迎え。
前日東北地方に降った大雪で、比較的暖かい女川も雪景色。
私たちが到着する頃には、寒い中参加者の方が首を長くして待っていてくれました。
マイクロバスに乗り込み、オシャベリしながら鳴子温泉を目指します。

鳴子温泉は、桐ヶ崎の方にも元々馴染みの温泉だったそう。
以前は、湯治で滞在していた方もいれば、漁業組合などの温泉旅行でよく来ていた方、
中には大沼旅館に泊ったことのある方も。
女川にあった唯一の温泉「ゆぽっぽ」も津波で営業できなくなり、温泉は久しぶりと、
楽しみにしている様子でした。
震災前はずっとご自宅でお味噌を作っていたというお母さんたちもいました。


大沼旅館に到着すると、味噌づくりのイベントに合流したり、お風呂に入ったり、
ライブに参加したりと、それぞれ思い思いに過ごしてもらいました。

お味噌づくりは、前日土曜日に茹でておいた大豆を潰し、麹を混ぜる作業。
機械は使わず、お豆は踏んだり叩いたりして潰します。
仕込んだお味噌は小分けにし、参加者全員にお土産に。
お味噌になるまで半年かかります。しばらく寝かせて、5月頃一度かき混ぜて、
また寝かせて、9月頃に食べられるようになるんだとか。
無事にお味噌になってくれることに期待です。

温泉は大沼旅館さんの7つの内湯を楽しんでもらいました。
ゆったり大浴場でつかる人、貸し切り風呂でのんびりする人、
畳の上に横になるふかし湯でくつろぐ人など。好きなお風呂を好きなだけ。

お昼はお味噌づくりの方々と一緒に、総勢50名位の賑やかな昼食会になりました。
鳴子のお米「ゆきむすび」を使ったおにぎり、具だくさんの豚汁と、お漬け物。
そこに、桐ヶ崎のお母さんが持ってきてくれた茎わかめも登場。
茎わかめは、このためにわざわざ前日に石巻から買って来て、煮てくれたもの。
初めて食べましたが、コリコリして美味しかったです。

空いた時間はお部屋でまったり。すぐにお茶っこ飲みが始まります。
お母さんたちの袋からは、ミカンやら、チョコレートやら、飴やら。。。
いろんなものが次から次へと出てきて、まさに「遠足」気分。
お母さんたちの荷物が重かった理由が分かりました。


鳴子での滞在は4時間ほど。あっと言う間に過ぎてしまいます。
それでも少しのんびりして貰えたみたいで、帰りはみんな朝よりずっと寛いだ様子。
とても嬉しそうに、また来たいと仰ってくれました。

大きなお風呂にゆっくり入れたことも喜んでいました。
仮設のお風呂は追い焚き機能もなく、入っているうちにすぐに冷めてしまうから
ゆっくり入っていられないんだそう。

日頃あまり外にでる機会のないおばあちゃんたちは、気分転換になったみたいです。
鳴子までは車での移動時間も長く一日がかりの外出になるので、疲れてしまうかなと
思っていましたが、こうして出かけられることが嬉しいと言っていました。

あるお母さんは、今までイベントなども参加する気分じゃなかったけど、最近ようやく
少し顔を出せるようになったそうで、今日も来て良かったと仰ってくれました。


おちゃっこ隊も今回で5回目。僅かにですが桐ヶ崎の方々との距離も近付いていて、
ご自分の気持ちをお話してくれる方も出てきたように思います。
温泉も味噌づくりも、東京で生活する私にはいつもと違う非日常的なイベントだけど、
女川の人たちにはどちらも身近で、震災前は普段の生活の一部だったことを思うと、
鳴子温泉への遠足は、桐ヶ崎の人たちにとって日常生活の延長線で、でも今はまだ
少しだけ特別な、そんな出来事になったのかなという気がしています。
こうした時間を一緒に過ごせたことが嬉しいです。

おちゃっこ隊の活動を始めたころ、企画メンバーのMさんと「そのうち桐ヶ崎の人たちと
一緒に鳴子に行きたいね~」と話していたのを思い出しました。
このような形で実現できたのも、大沼さんを始め、ドライバーをしてくれたTさん、
味噌づくりの皆さん、色々な方にたくさんのサポートをして貰えたお陰です。
本当にどうもありがとうございました。


15.jpg 143.jpg
大沼旅館さんには立派な雛人形が飾ってありました


478.jpg 521.jpg 530.jpg
55.jpg 250.jpg
お味噌づくりの様子


259.jpg 569.jpg
0598.jpg 0599.jpg
昼食とお茶っこ飲み


575.jpg
お味噌づくりの方と一緒に集合写真


復興商店街に行こう!

最近気になっている(けどまだ行けていない)復興商店街。
街の元気につながるように、ボランティアの後や観光のついでにふらっと立ち寄って、
食べて飲んで、お土産買って、そんな人たちが増えたらいいなと思っています。

● 陸前高田 未来商店街
岩手県陸前高田市竹駒町字相川3-1
http://ameblo.jp/mirai-shotengai/
http://www.facebook.com/mirai.shotengai

● 山田 なかよし公園商店街
岩手県下閉伊郡山田町長崎3-5
http://www.shokokai.or.jp/03/0348211031/index.htm

● 宮古 あきんど復興市
末広町商店街と中央通り商店街にて

● 釜石 復興天神15商店街
岩手県釜石市天神町5-17
http://kickoff-rias.com/?page_id=114

● 釜石 平田パーク商店街
岩手県釜石市大字平田第5地割地内(平田総合公園)
http://kickoff-rias.com/?page_id=128

● 大船渡 夢商店街
岩手県大船渡市大船渡町茶屋前57-6
http://www.facebook.com/ofunato.yume

● 田老 仮設商店街 たろちゃんハウス
岩手県宮古市田老向新田149-4(グリーンピア三陸みやこ敷地内)
http://www.fukko-i.com/shopping_district/603/

● 気仙沼 復興商店街
宮城県気仙沼市浜見山1-1
http://kesennumafs.com/
http://www.facebook.com/kesennumafs

● 気仙沼 復興屋台村
宮城県気仙沼市南町4丁目2-19
http://www.fukko-yatai.com/
http://www.facebook.com/fukkoyatai

● 気仙沼 復興マルシェ
宮城県気仙沼市中みなと町107-1
http://www.shishiori-marche.jp/
http://www.facebook.com/ShishioriMarche

● 南三陸 志津川福興名店街 (2/25オープン)
宮城県南三陸町志津川
http://fukkouichi-minamisanriku.jp/

● 石巻 立町復興ふれあい商店街
宮城県石巻 市立町二丁目157-1
http://www.ishinomakimatinaka.com/fureai

● 女川 コンテナ村商店街
宮城県女川町鷲神浜字堀切5

● 南相馬 かしま福幸商店街
福島県南相馬市鹿島区西町

● いわき 浜風商店街
福島県いわき市久之浜町久之浜(久之浜第一小学校)


と、並べてみましたが、こんなブログを発見しました。
宮城在住の岩崎さんという方が、あちこちの復興商店街めぐりをされています。
お役立ちブログです。
東北の復興商店街へ行こう♪♪♪


南三陸の仮設住宅でドラムカフェ体験してきました!

日曜日にドラムカフェジャパンさんの活動を見学させて頂きました。

ドラムカフェは、南アフリカでアパルトヘイト撤廃後の国民の融和策のひとつとして、
ジェンベというアフリカ伝統の太鼓を使って人と人を結び付ける活動から始まりました。

ドラミングは、脳も身体も使うので、脳の活性化、ストレス解消、集中力アップ、
コミュニケーション力アップ、チームワーク向上など、様々な効果がある他、
PTSDやトラウマなどのケアにも使われているそうです。

仙台に本社のあるドラムカフェジャパンは、震災後、彼らもまた被災している中で、
自分たちにも何かできないかと、5月から「にこにこスマイルプロジェクト」を立ち上げ、
3ヶ月の間に60箇所以上の避難所などを訪問しています。
9月からは、国際NGOプランジャパンと一緒に「みんなで笑顔!プロジェクト」として
中学・高校と仮設住宅などで月20回のプログラムを展開中。
心のケアだけでなく、地域コミュニティ再生の手助けにもなる、そんなプロジェクトです。


今回伺ったのは、南三陸の仮設住宅。
集会所には、開始時間よりもかなり前から待っている方もいて、今回のイベントを
とても楽しみにしているのが分かります。といっても、皆さんジェンベを見るのも
初めてで、これから何が始まるの?と言った雰囲気も。
(中にはラテンの音楽が聴けるらしいと、集まってきた人もいたみたいです。)

最初はみんな少し遠慮がち。後ろの方の席に座る方や、ジェンベをお渡しすると
私はやらなくていいわ~って言う方も。でもそんなのは始まるまでの一瞬だけ。

アフリカから来ているプロのアーティストさんの、とびきりのスマイルと
「イイネー!」「サイコー!」「笑って!」のかけ声に、あっと言う間に引き込まれ、
見よう見まねで叩いているうちに、すぐに笑顔がこぼれ始めます。

まずは簡単なリズムから、少しずつ難しいリズムの練習。
時々アーティストさんのフェイントに騙されて、誰かが間違って叩いてしまう。
すると、アーティストさんからすかさず「えー、ちゃんと見てー」の声。
それに反応してみんなも爆笑。
ジェンベを叩くだけでなく、時々変なポーズや顔もさせたり。
そんなやり取りで、どんどん笑顔が増える。皆さん本当にいい顔してました。

終盤では、隣の人と肩を揉みあったり、マラカスやタンバリンを持ち前に出て踊ったりも。
普段なら照れが出てしまいそうな、こういったことも、ドラミングで気持ちがほぐれて、
気分も抑揚しているので、みんなノリノリ。
外には前日の雪が残る寒い日でしたが、集会所の中はみんなの熱気で暑いくらいに。
40分くらいのプログラムは、あっと言う間に終了しました。

IMG_0567.jpg IMG_0568.jpg

   ※ 撮った写真がショボくて楽しさが伝わらないかも。。
   にこにこスマイルプロジェクト ブログで、もっと活き活きした写真を見てください。


終わった後は、自然な流れでお茶っこ飲みに。
みんなで一体になった直後だから、すごくいい雰囲気。一緒にテーブルを出し、
お茶の準備をして、アーティストさんもボランティアスタッフも混ざって
しばらく賑やかな時間が続いていました。

プログラム中に撮った写真は、その場でプリントして集会所にポスターとして飾られ、
参加した人に写真のお渡しも。こういう心遣いすごくいいなと思います。

印象的だった仮設の代表の方の感想。
「本当にたくさん元気をもらいました。それに尽きます!」
その言葉が全てを語っている気がします。


子どもから高齢者まで、上手いとか下手なども関係なく、みんなが楽しめる、
そんなドラムカフェの魅力を体験できた1日でした。
今回このような機会を頂けたことにとても感謝しています。
ドラムカフェのH様、アレンジして下さったT様、どうもありがとうございました。


おまけ。
ドラミングやってみたい方は、8月に来るドラムストラックというパフォーマンスへぜひ。
観客全員(東京公演は700人規模!)でジェンベを叩くので、すごい迫力だし、
運動した後のような軽い疲労感とスッキリ感が味わえて、オススメです。
 ※HPはまだ更新されていませんが、facebookやtwitterで最新情報出ています。
http://www.facebook.com/drumstruck.jp
http://twitter.com/#!/drumstruckjapan



01/14のツイートまとめ

meguccio

震災直後からハンドメイドで応援を続けている「マイ箸プロジェクト」さんの最後の募集。小さな雛人形、レッスンバック+上履き入れ、ポーチ。手作り好きな人はぜひ♪ http://t.co/mYVuSuTC @zaziechan
01-14 21:08

女川でお餅つきをしてきました - おちゃっこ隊活動報告 -

ociacco-3B-3.jpg

日曜日に女川に行ってきました。おちゃっこ隊の今年最初の活動はお餅つき。
桐ヶ崎のお父さんお母さんたちに元気を出してもらおうという企画。
このお餅つきは、他のグループからの提案&協力によって実現したもので
企画も準備もほとんどやって頂いてしまいました。どうもありがとうございました。


この仮設住宅は、やや高齢の方が多いので、お餅つきやってもらえるかな?と
少し不安もあったのですが、そんな心配は無用でした。
というのも、実は彼らは若い頃にお餅つきをずっとしていた世代。
(下の世代位から餅つき機が登場し、最近ではもっぱら機械任せだそう)
そんな餅つき世代のお父さんは、活き活きと杵を持って頑張ってくれました。
お母さんの合いの手も熟練のワザ。

お餅つきは全部で3回。1回目は少しユルめのお餅でしたが、それでも美味しい。
それが、3回目にもなると、お米の蒸し方、水加減、つき手も合いの手も
みんな慣れてきたのか、ツヤツヤのかなりいい感じのお餅ができました。

私も初めてお餅つきに挑戦。杵の持ち方を教わり、5-6回ちょこっとついてみたら、
合いの手のお母さんに誉められて、「餅がつけるから嫁に来れるよ」って言われたのは、
ちょっぴり自慢にできるかも(笑)

DSCF0065.jpg DSCF0066.jpg
DSCF0083.jpg DSCF0084.jpg


お餅用の具材は、前回のクリスマス会でお餅つきの話をした時に、お母さんたちから
声の多かったくるみ餡と、お父さんたちに人気の納豆&大根おろし。
それに、温かいお雑煮、定番のずんだも。
お餅の他に甘酒も用意しました。

お雑煮とくるみ餡、甘酒は、お母さんたちに教わりながら一緒に作ります。

お雑煮は女川風。
鶏肉、千切りの大根、人参、しいたけ、ささがきしたゴボウ、凍み豆腐、せり。
お醤油ベースのお雑煮です。最後に海辺のお雑煮らしくイクラで飾りつけ。
私たちゴボウを用意してなかったのですが、ゴボウが無いとダメなのよっと、
二人くらいお母さんが、ものすごく太くて立派なゴボウを家から持ってきてくれました。

おちゃっこ隊は毎回、お母さんたちに包丁やお鍋を借りたり、足りない材料も
持ってきてもらったり。。でもそんなやり取りもまた楽しい。

くるみ餡は、くるみをすり鉢ですって、練り状にするまでが意外と大変そう。
お母さんは、足ですり鉢をしっかり固定させたら、クルクル~とすりこぎを回して
あっと言うまに出来上がってしまいます。一緒に作っていた人たちは、
お母さんにまだまだ練りが甘いと言われて、苦戦しながらも頑張ってくれました。
すったくるみに、お砂糖と塩を入れ、お湯でのばしてくるみ餡の出来上がり。

DSCF0075.jpg DSCF0077.jpg


お雑煮もくるみ餡も全部出来上がったら、いよいよお待ちかねの時間。
まだ出て来ていないお宅にもお声がけし、いつの間にか集会所は人でいっぱい。

いつもと少しだけ違ったのは、住民の方のご家族(お孫さんも!)やお友達、更には、
たまたま作業中だった玄関工事(→仮設住宅には靴を脱ぐ玄関スペースがないので、
表側に箱状にせり出す形で玄関を作ります)の人たちまで、お母さんたちに呼ばれて
食べに来てくれたこと。こんな風に住民以外の人も一緒に入ってこれるのも、
なんだかオープンな雰囲気でいいなと思います。

DSCF0106.jpg DSCF0101.jpg


お母さんたちが手際良く、お餅を小さくちぎって、お雑煮をよそってくれる。
そしてまた、どなたかのお漬物が登場。これが美味しくて、ついつい手が伸びます。

つきたてのお餅は本当に美味しい。オイシイとありきたりの言葉しか浮かばなくて、
うまく表現もできないけど、とにかく今まで食べてたのとは全然違います。
みんなで作ったお雑煮も、くるみ餡も、これまた美味しくて大好評。
お父さんたちも、お雑煮も納豆も、どんどんお代わりしてました。
用意していた具材は瞬く間に全て完売。よかった。

omochi.jpg


お餅つきは、お父さんたちも、お母さんたちも、子どもたちも、みんなが
喜んでくれたことが何よりも嬉しい。
お餅つきをしたことのない私には、そんなお餅つきの魅力も発見できました。

クリスマス会では会えなかった小学生のMちゃん。
算数が分からなくて冬休みの宿題が終わらないから行かれないって言っていたのですが、
今回のおちゃっこ隊には心強いメンバーがいました。ちょうど女川向学館での
塾ボランティアに来ていた、現役大学生が3人も参加してくれていたから。
算数が得意なお兄ちゃんお姉ちゃんに教えて貰えるよという(しつこい??)呼びかけに、
Mちゃん遂に折れて来てくれました。集会所で宿題をして、お餅もしっかり食べて、
お兄ちゃんお姉ちゃんともすっかり仲良くなっていました。

それから、前日に入居したばかりで、2歳の男の子Y君を連れた若いママ。
まだまだ他の住民の方と話す機会がなかったところに、このイベントがあったから
すごく嬉しいと、次回も楽しみにしていますって。
Y君はちょっぴり人見知り。でもお餅が大好きだから、人の多い集会所にも来てくれて
いっぱい食べた後は、ママの背中でぐっすり眠っていたのがカワイイ。

お母さんたちからは「ここではイベントなども全然ないから、こうしてみんなで
集まれるのが楽しい」とか「いつも来てくれてありがとう」と言う声だったり、
お父さんの中には「やっとお正月を迎えられた気がする」と言ってくれた方も。


おちゃっこ隊が行く意味や、これからの活動など、色々考えてしまうことも多いし、
そろそろワークショップ的なことができたらいいなとも思っていましたが、
もしかすると、おちゃっこ隊にできることは、物資を届けることでもなくて
お小遣いを得るための小さな仕事を持っていくことでもなくて、
みんなが一緒に何かできる場をつくることだったりするのかもしれないと
そんなことをぼんやり考えながら、帰ってきました。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。