東北産を買おう。食べよう。 東北に行こう。 東北の経済活動を応援します。最近始めたプロジェクト『おちゃっこ隊』の活動も紹介しています。

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牡鹿半島で民家の清掃お手伝いをしてきました

土曜日にボランティアバスのレーベン号で牡鹿半島に行ってきました。
おちゃっこ隊の芋煮会の時にプランター隊として活躍されたKさんが頻繁に参加していて、
その繋がりで今回参加することになりました。私にとっては6月以来2回目の肉体労働系です。

レーベン号は4月末から毎週末走っていて、今回がなんともう23回目だそう。
今までの活動場所は、陸前高田、気仙沼、南三陸、石巻、東松島、牡鹿半島など。
現在毎週2台運行されていて、陸前高田行きが年内は12/24まで決定、牡鹿半島行きは
冬の道路の凍結が懸念されるため今回が今年最後の便で、今週末からは南三陸に向かいます。

金曜日の夜に東京を出発し土曜日に作業して、日曜日の朝に東京に戻ってくる夜行日帰りの
ハードなスケジュールですが、帰りに道の駅でお風呂に入ってリフレッシュでき、
帰りのバスでは爆睡でした。。。レーベン号はリピーターの方が多くて、現場での雰囲気も
チームワークもとても良く、初参加の私も気負うことなく参加することができました。

今回は、牡鹿半島の小淵浜の個人宅の清掃のお手伝い。
津波の被害を受けてそのままの状態になっていた家を、中にあった家財道具や小物、
畳など全て外に出し、きれいに掃いて床板が見える状態までにします。
そのお宅の想い出を感じさせるものがたくさん残っていて、それを廃棄するのはとても
悲しい作業です。でも、逆にそのご家族が自分たちで捨てることを考えたら、もっと辛いに
違いなく、こういうお手伝いもボランティアができることの一つかもしれません。
このお家は取り壊す予定だそうですが、家らしい姿に戻せたことがせめてもと思います。

しかし、今回みんなで1軒のお宅をキレイにするという目標は達成することはできたけど、
大人40人が1日かかって1軒しかできないんだと思うと、津波被害の大きさと一人の人間が
できることの小ささとを、つくづく思い知らされます。

牡鹿半島は石巻市に属しているのですが、石巻の中心部にあるボランティアセンターでは
手が届いていないエリアです。震災から既にもう8ヶ月も経とうとしている今でも、
今回のお宅のように手つかずになっている家もあります。

鮎川浜にある牡鹿ボランティアセンターは、正規のボランティアセンターではなく、
委託されたボランティアセンターで、運営スタッフも完全にボランティアの方々だそう。
ボランティアセンターが入っている公民館は、1階部分が津波で流されていて、
残った2階部分でボランティアの受付をしたり、スタッフが寝泊まりをしています。
天井は落ちそうな状態で、階段の手すりも流されています。
つい少し前まで電気も通っておらず、外に発電機を置いて作業をしていたと聞きました。
食べ物や物資も十分にあるわけではなく、スタッフさん達の環境も過酷です。

牡鹿は、これから冬が来て道路が凍結すると孤立してしまい、もともと少なかった
ボランティアがますます減ってしまいます。これからの寒い冬を考えると心が痛みます。

被災地の中には、少しずつ町が片付いて商店や工場が再開している場所がある一方で、
牡鹿のように取り残されている地区もあります。

被災地の格差は震災直後からあちこちにありましたが、それがどんどん拡大&複雑化
しているように思います。地理的な要因によるもの、行政によるもの、町の規模によるもの、
仮設住宅の位置や規模によるもの、家の壊れた状態によるもの、仕事によるもの、
その他様々な要因があるのだと思いますが、一人ひとりそれぞれ異なる状況になっています。

どっちが酷いとかそういう話ではなく、みんな大変な思いをしています。
被災地はどこも復興と言える段階ではなく、ほとんどの方が避難所から仮設住宅に移って、
自宅の方は家の片付けや修理が進み始めた、ようやくそのくらいです。
仕事がない方もたくさんいます。まだまだ色々な形での支援が必要です。
ただ、これだけ格差が広がり現地のニーズも多様化している中、支援する側にとっても
本当に必要な所に必要なものを届けていくことは、すごく難しい課題だと思います。


IMG_0413.jpg
今回乗ったレーベン1号。側面を埋め尽くしているのは現地の人のメッセージ。

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到着した朝の牡鹿半島の海。靄がかっていてすごく幻想的でした。

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穏やかな海とその反対側に広がる光景。そのギャップが辛くて涙が出そうでした。

IMG_0421.jpg
牡鹿ボランティアセンターのある公民館。1階部分を津波が通り抜けています。

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2011/11/12(土) 09:28 | | #[ 編集]
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