東北産を買おう。食べよう。 東北に行こう。 東北の経済活動を応援します。最近始めたプロジェクト『おちゃっこ隊』の活動も紹介しています。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

再びライフカフェへ[女川篇] (6) これからの支援の難しさ

震災から3ヶ月以上経つとかなり変化がでています。
町も少しずつ瓦礫が片付き、営業再開するお店も増えました。
避難所から出て仮設住宅や他の地区へ移る方も出てきています。
一方でまだまだ避難所での生活を余儀なくされている方もいます。
支援が行き届いていない避難所もあります。
個人個人の格差はますます開いていて、人もまた変わってきています。

家を全て無くした人、家の残った2階部分になんとかそこに住んでいる人、
仮設に入れた人、避難所にいる人、物資が届いている人、受け取れていない人、
車がある人、車も流されて移動手段のない人、それぞれ環境は全く異なります。
環境の違いに加え、まだ先が見えない不安や憤りなども手伝って、例えば
「仮設に入った人は避難所の炊出しに来るな」と言った、被災者同士のトラブルも
増えているのだそう。また新たな問題として、避難している方の中には、
貰えることに慣れてしまっている人や、ズルイ考えを持つ人も少なからずいるんだそうです。

前回私がライフカフェに参加した4月末は、震災から1ヶ月半で、まだ食べ物も少なく
みんなで分け合っていた頃。こちらがお菓子をどうぞと言っても、みなさん遠慮されるから、
何度も勧めて、それでようやく1個貰うわという方がいるような、そんな雰囲気でした。

しかし最近では、何度も(初めて来ましたという風に)来てはお菓子をたくさん取って
帰って行く方、出してある箱ごと持って行ってしまう方、そんな人たちも中にはいるんだそう。

本当に支援が必要な人たちと、貰えることに慣れてしまった(貰えるから何もしない)人たち
支援する側としては本人の言葉を信じるしかなく、この境界線はすごく難しいです。

必要な支援はすぐに届けないといけませんが、やり過ぎの支援は逆に彼らの自立を
遅らせてしまう(=復興を遅らせてしまう)ことになります。
しかし仮設住宅に入っても、仕事がなく食べ物がないという現実もありますから、
一概に支援を打ち切ることもできないのです。

現地での支援やボランティアは、正直まだまだ足りません。
自衛隊の撤退に伴い炊出しも終了され、再びおにぎりだけに戻ってしまっている地区も
あるそうです。食べ物だけでなく、洋服や家電や日用品の支援、瓦礫撤去、医療、心のケア、
仕事、子どものケア・・・あらゆる分野での支援が必要とされています。

しかしながら、これからの支援は、本当に必要なところに必要なものが届くような支援、
また自立できる方向への支援と、支援する側も今まで以上に考えていかなければならず、
本当に難しいところです。


*********************************************
再びライフカフェへ [女川篇] その他の記事へのリンク
(1) はじめに
(2) 鳴子の自然と大沼旅館
(3) 三陸と鳴子温泉
(4) ライフカフェ営業中
(5) 女川第一保育所の現状
(6) これからの支援の難しさ

スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。