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ライフカフェボランティアに参加して(8)これからボランティアや観光で行かれる方へ

多くの方が被災地に対して関心を持っていることは、本当に良いことですが、
中には心ない行動をされる方もいらっしゃるようです。
また他意はなくても、何気なくかけた言葉がトラブルになることもあります。
現地で活動されている方々からの声を紹介します。

● 観光で宮城に来て頂けるのはとても嬉しいことですが、内陸でお土産を買ったり、
食事をするまでにとどめ、津波の被害を受けている地域には絶対に入らないでほしい。
わざわざ見物に来て、被災地をバックに写真を撮られたりする方もいます。
これを被災地の方々が見たらどのように思うでしょうか?

GWはボランティアなどの車両も多く入っており、渋滞もおきています。
本当に必要な車両が通れなくなりますので、一般の方は絶対に乗り入れないようにして下さい。


● 被災された方に接する時に、言葉には気をつけてください。
漁師さんなど海の人は大きな豪邸に住んでいることが多く、長い年月をかけて守ってきた家や生活が
一瞬で流されて、プライドもズタズタになっています。
また1ヶ月半以上もの避難生活で、かなり疲れているため、言葉にはとても敏感になっており、
場合によっては暴言も出ることあるそうです。
可愛そうという目線や、大変でしたねと声をかけるこをは止めてください。

最初は大丈夫ですと元気に振る舞われていても、じっと黙って横にいると、
少しずつ津波の話、辛かった話をされる方もいらっしゃるようです。
相手のペースで、相手が話されることを遮ったりすることなく、
とにかく話を聞いてあげることが大事だそうです。

また、京都から今回のツアーに参加された方は、「頑張ってください」という
先の見えない言葉ではなく、「少しして落ち着いたら京都に来てくださいね」と
未来が見える言葉をかけることで、少し心を開いて頂けた被災者の方もいたようです。
確かに目的があると前向きになれる気がします。


● 同じ津波の被害と一言で言っても、地域によって被害状況が全くことなるので、
求められるボランティアの内容も大きく異なります。

例えば、このGW中に、毎日1000人以上のボランティアが活動している石巻市は、
ボランティア活動のメインは、瓦礫撤去や泥かき。
泥かきボランティアに行った方の話によると、家自体は残っていても、
津波で家の中に色々なものが流れ込んでいるので、とても住める状態ではないのだそう。
1つの部屋にどこから来たのか分からない畳が何十枚も積まれていたり、
漁港の倉庫に保管されていた大量のイカや魚が流れ込んでいたり。
このイカや魚は、日数が経って、気候も暖かくなってきたことで、
腐って、ものすごい異臭を放っているんだそうです。
釘などを踏んで怪我する方もたくさん出ています。
また、復興イベントがあっても、自宅の泥かきで忙しいため、
イベントに参加することもできないのだそうです。

今回私の行った南三陸町は、文字通り、町ごとなくなってしまいました。
泥かきをする家もありません。
福興市は、大勢の方が集まって賑わっていましたが、
その開催地の志津川中学校のすぐ眼下には瓦礫の山が広がっています。
一時的に気を紛らわすことができても、すぐに目の前の現実に引き戻される、
イベントの活気とのギャップに、とてもやりきれない気持ちでいっぱいでした。

ボランティアの需要は、同じ地域でも日々変わっています。
予定していた通りに実施できないこともありますので、柔軟な対応が求められます。

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ライフカフェボランティアに参加して 他の記事へのリンク
(1)はじめに
(2)鳴子温泉と旅館大沼
(3)旅館大沼でいろいろな人との出逢い
(4)出発
(5)南三陸町
(6)ライフカフェ開店
(7)ライフカフェを終えて
(8)これからボランティアや観光で行かれる方へ

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